2018年6月27日水曜日

マッターホルン 

Mont Terri地下研究所から一旦,南に移動しZermattに寄りました.
イタリア国境の近くでマッターホルンの麓の町です.大陸同志の衝突の造山運動でできたアルプス山脈に位置しています.マッターホルンは地質,地形的にも非常によく調べられている山で,非常に興味深い山です.鉄道トンネルは至る所で掘られていますが,日本との違いは熱水の有無でしょうか.
地質的にはマッターホルンの上部は片麻岩(gneisses)など(上部さらに2つに区分できるらしい),下部は変斑れい岩(metagabbro)からできているそうです.さらにこのうち上部は Dent Blanche nappesというナップに属していることから,異地性のようです.(参考:https://www.steinmann.uni-bonn.de/arbeitsgruppen/strukturgeologie/lehre/wissen-gratis/geology-of-the-alps-part-2-the-penninic-nappes
落ちてる石も片麻岩や蛇紋岩,片岩などでした.
 
地形的には氷食尖峰(Pyramidal peak)という氷河の侵食によって残った尖った地形がマッターホルンになります.
氷河は現在でも下写真のようにみえますが,やはり後退しているようです.



(ゴルナー氷河)
街には,mont-bell Zermmat店がありました.日本企業も奮闘しているようです.

2018年6月25日月曜日

Arduino 海外での調達

海外をフィールドにしてArduinoをつかって測定をしようとすると,
現地で調達しなければならないことがあります.
参考程度の情報ですが,オーストラリア,オーストリア(No kangaroo)とスイスについてまとめておきます.
Arduinoを海外でいじろうとすると必須なのはハンダごてです.日本のものをもっていっても220-240Vに対応していないので高電力対応の重い変圧器が必要になります.そのため,一つは220-240V対応のハンダごて(Soldering Iron)をもっていてもいいかと思います.私はオーストラリアで買った30W 240V Temperature Controlled Soldering Ironを使っています.電源プラグはオーストラリア対応ですが,変換ソケットでヨーロッパ仕様にできヨローッパでも使えます.

Arduinoですが,基本的にこの3カ国ではオンラインストアがメインで実店舗(real store)はほとんどありません.その中で
オーストラリア:キャンベラではJaycarという店舗が何箇所かあり,取り扱っています.品揃えは基本的なものはそろうという感じです.

オーストリア:ウィーンではsemafという店が中心地(Stephansplatz駅)から電車と徒歩で15-20分位のところにあります.ここは,かなりものがそろっていて店員もくわしく秋葉原並にパーツが揃います.
スイス:ベルンではDigitecという店があり,置いてはいませんが取り寄せてくれます.Arduino本体は1日で受け取れました.それなりに種類はありますが,ものによっては10日かかったりします.

2018年6月21日木曜日

フランス語メニュー@St-Ursanne

スイスのSt-Ursanne滞在の続きです
ホテルに泊まっているのですが,メニューはもとより店員さんも英語は通じません.
というわけで備忘録としてメニューの写真を残しておこうと思います.
ちなみにホテルはHotel Du Boeufです.

英語のできるスイス人の老夫婦の方がテーブルに誘ってくれて一緒に食べました.
サイクリングでスイス北部を廻っているそうです.お二方とも69歳...
ので,3つ分のメニューの写真があります.
トラウトはナイフとフォークで骨を取るのが難しいですけど,箸を持ち歩けば上手くとれると思います.意外と美味しかったです.


牛タンのクリームソースあえ


軽く揚げたトラウトのソースあえ(bärlauchsauceという野草とガーリック)


軽く揚げたトラウトとアーモンド

2018年6月20日水曜日

BME280×2台

Arduino でのBEM280センサー(温湿度気圧センサー)の2ch測定についての記録

BEM280センサーはI2Cで通信できるセンサーのため,マスター・スレーブを設定.
今回は,
マスター:Arduino
・5Vピン
・GND
・A4
・A5
スレーブ:BME280
・Vin
・Gnd
・SDA
・SCL
とし以下のように配線しました.

なお1台目BME280には0x77を,2台目BME280には0x76を割り当てています.この時2台目のBEM280にはGndとSDOが結線されています.長期測定をしようとしているため,データは別のデータロガーで収録することとしているため,それぞれのデータをアナログ(PWM)で出力しました.Arduino UNOの場合は3,5,6,9,10,11ピンが出力対応しているため,1台目BME280の温湿度,気圧,2台目BME280の温湿度,気圧とそれぞれ割り当てました.
なお,スケッチの作成にあたりここのページ(英語)を参照しました.

2018年6月19日火曜日

Arduino data logging shield について

Arduino Data logging shield を3種類使ってみたので,
備忘録がてらその違いをまとめておこうと思います.
ここで,Data logging shieldはSDカードスロットとRTCが付いているシールドの事です.
まずは,よく使われているAdafruit社の青い基盤のシールドについて.

買った時期によって微妙に配置が違います.
これらはAdafruit社のホームページに使い方が載っています(英語).
ここで,気をつけなければならないのが,上の2つはRTCの使い方が異なってくることです.ちなみにホームページでは上(左)を”the older Adafruit Datalogger”,下(右)を”Datalogger shield rev B”と呼んでいます.2018年5月現在で入手できる大半のものは”Datalogger shield rev B”だと思います.”the older Adafruit Dataloggers”で使っていたスケッチでは動きませんので気をつけないといけません.
ホームページにはRTC,SDの順番で動かし方が載っていますので,その通りにやれば動くでしょう.
気をつけないといけないのは,スケッチではじめに書くRTCのライブラリが
the older Adafruit Datalogger・・・RTC_ds1307
Datalogger shield rev B・・・RTC_pcf8523
としなければならない点です.

そして,もう一つ,下の赤いロギングシールド(KEYES XD-204 )もよく見かけるかと思います.ここに英文のチュートリアルがあります.

このチュートリアルの中で,気をつけないといけないのは,SDカードライブラリにある
ファイルの
const int chipSelect = 4;

const int chipSelect = 10;
としなさいとあります.
あとは,チュートリアルにはかいてありませんが,念のため,こちらのRTCライブラリはRTC_ds1307です.Adafruitの”Datalogger shield rev B”と併用する時は気をつける必要があります.
RTCライブラリをきちんと選択することで,3つとも,正常にSDカードに書き込みができました.

以上,備忘録でした.

2018年6月6日水曜日

St-Ursanne 滞在

オーストラリアを一旦離れ,スイスのMont Terriに滞在しています.

場所はフランスとの国境近くのチューリッヒから電車で2時間ほどのSt-Ulsanneにあります.スイスは連邦制なのでここはジュラ州になります.ちなみにジュラ紀のジュラです.
 

駅をおりてすぐにあるMont Terriですが,きちんとしたビジターセンターがあります.
ここにしばらく滞在予定です.


駅近くにいた人懐っこい黒猫(首輪付き).